■2014.08.24(日)一人がいやだったから友達の家にいた

時折、母は私に「あんたは家族よりも友達が第一やもんな」と嫌味を言った。

その気持ちも分からないではないから特に返事はしなかったけれど、
やっぱり順当に行って親は先にこの世を去るものだし、
同じ時代を生きる友達を大事にしていて良かったと感じる瞬間が沢山あるよ。


■2014.08.09(土)淀川の花火

……概況です。

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珍しくお昼間に直撃した台風の影響で、今年の淀川花火大会は中止になった。
本当なら、短期大学の友人らと、浴衣を着て見に行く予定だったんだけどな。

今年に入って友人の幾人かが、関西を離れ遠くへお引越ししていった。

歳を重ねる毎に、それぞれの人生が段階を経て、
地元に帰ったり、転勤したり、遠くへ嫁いだりしてゆく。

「会いたい人との間に距離なんて関係ない」とは言っても、やっぱり、
「明日集まろう」と、気軽にはゆかなくなるから、
いま会える人たちの存在をとてもありがたく感じるし、
来年きっと同じでいられない私達を、切なくも楽しみに思う。


■2014.08.07(木)携帯電話復活しました

人は感情の生き物だし、せっかくならロボットみたいに無機質ではなくて
血の通ったやりとりをしたい。
顔を合わせての交流ではなくても、できるだけ安心してもらえるように。

そう思って、オークションの出品の際はどういう事情で出品したのかを明確にし、
落札の際も「大事にしてた携帯電話が壊れてしまって全く同じものを探していました」など、
バックヤードが分かるようにしているのですが、評価欄が
「こんなの初めて!」とか「サイコー!」とか安いタイプの映画の宣伝みたいに
なってきてしまって、逆に怪しい。

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結局、ふとんシーツとともに1時間グルグルとしつこく洗濯され
レノアハピネスでほんのり柔らかく、香り高く仕上げられた携帯電話は、
よーく乾かしても復活しませんでした。

水没は全損なので携帯やさんでの修理も不可能。
仮に可能な状態だったとしても外装や基板の修理で2万はかかるとのこと。
愛着があったし、私にはガラケーのほうが使い良いので、
同じ機種を、オークションで譲ってもらった。

出品者様の奥様が大切に使っていたものだと話してくれた。
やりとりの最後のメールには、
「輝子さんみたいな方にお譲りできてよかったね、と妻と話しました。」と、書いてあった。
嬉しいな。

教えてくれて、譲って下さって、ありがとうございます。
奥様がそうしていたように、私も大切に使いますね。


■2014.07.30(水)こわい話

怪奇現象、というとそれだけで非常に怖がる方がいますよね。
しかし怪奇というのは、我々のすぐそばにあるんですよ。

アタシ、今朝は7時に起床して、布団のシーツを洗濯したんですね。
ピッと洗濯機のボタンを押して、ピッピとやって蓋を閉めて。
洗面台を離れて、それからそうだなぁ、30分位が経過した。

アタシは「夕飯の仕込みでもしておくか~」と思い立ち、
キッチンでキャベツをトントントン、トントントン、と
切っておったんですが、よーく耳を澄ますと、なんだか別の音が聞こえる。

洗濯機が設置されている洗面所の方。
背中の方から、ゴロゴロゴロー、ゴロゴロゴロー、と、なにやら異音がするんです。

あれ、おかしいなー、イヤだなーと思いましてね。
手に持っていた包丁をそっと置いて、手を濯ぎ、洗面所に向かおうとしたら
洗濯機が突然! 「ピロピロ~!」と、また別の音を立てる!!
あたし、すぐにピーンときたんだ。これは洗濯終了のメロディーだってね。

それにしてもさっきの異音。
なんだったのかなー、怖いなー怖いなーと思いながら、
アタシはそーっと洗濯機に近づき、蓋を開けてみた。
そこにはなんと! 洗濯機の中にあるはずのないものがあった。
……アタシの携帯電話があったんです。

うああぁああ!!! と思った!!
恐怖なんだけど目が開いたまま体が動かない!!
どうすればいいんだろう、と誰かに尋ねたくても、
携帯電話は小一時間ガッツリ洗濯機で回され水気を帯びたまま
手の中にあるんで、連絡できないんです。

……こんな事って、本当にあるんですね。

そういうわけで現在津島輝子(ボギー)の携帯電話は
シリカゲルとともにジップロックに密封されております。
日頃ご連絡頂いておりますdocomoのメール閲覧が叶いませんので
御用の際はtwitter若しくはfacebookへご連絡下さい……。


■2014.07.27(日)150cm

ツモリチサトでドレスの購入検討をしたのだけどワンピースはサイズが2(M)しかない。試着して「どう?……わたし足短いからお母さんのクローゼットか ら借りて来たみたいになったけど。」と、口走ったら「全く同じこと思ったけど失礼かなって言わなかったのに。」と返答があったのが今日のハイライト。


■2014.07.13(日)二足歩行

大好きなthe pillowsのライブに滑りこんだり、その後の飲み会で友達に
「仲直りしたりや!」と後押ししてもらったり、親友の家で休ませてもらったり、
その友達が「ボギーは、実家を寄りどころにすることも難しいだろうから、
私のところでよかったらゆっくり休んでもらえたら、と思って呼んでみた」と言ってくれたり。
弱った時に守ってくれる人がいるありがたさよ……。

彼とは、仲直りした。この数日辛かったこと、「ごめんね」と言い合った。

嫌われたくなくて、本当は怖くて言えなかったことを聞いてもらった。

「結婚したいし結婚したくないし母が生きてるうちにどうにかなれなかったこと許そうと思うのに許せないし子どもだって欲しかったしそれを私が頑張って諦めて も貴方の親族は期待してると思う誰も傷つけたくないし誰も落胆させたくないしそれが無理なのも知ってるけど私はそう望んでるのに辛い」

「サークルの20歳前後のような人たちと、未だにつるんでいることが、あなたにもサークルのみんなにも良いことだと思えない。他人事ならスルーできるけど私は君もサークルのみんなも好きだし、方向を間違えてほしくない、それぞれが少しずつ配慮に欠け無神経だったり、今自分たちだけ良ければいいと刹那主義的に過ごしてる現状は、見ているとすごくイライラする」

震える私の手を握ってくれていた。
彼は、理解した上で自分が改善すべき方向性が判断できることには「ごめん」と言う。
方向性が、見えない、定まらない、どうしていいかわからないときは、考えて方向性を探ることに
頭のリソースを割いて何も言わない。
そういう所がとても誠実で好きだ。

話している途中、年齢や体の都合で子どもを設けたりはできないかも、
あなたの周りの人の期待に応えられないかも、というくだりのところだけは
「それは俺のせい。自分を責めないでよ」と、決意にも似た声がはっきりと返ってきた。
逆に言えば彼は自分自身を責めるんだなあ。なんにも上手にはんぶんこできない。
それでも、こっちが前かどうかわからんけど、進んでいる感じはする。
私達は歩いてく。


■2014.07.10(木) どうぞなみなみつがせておくれ

どこまで許していいのか、
どこからが甘やかし(本当ならポーズででも、怒って見せるべき事案)なのか。
自分はどこからどこまでなら譲っていいと感じていて、
どこからどこまでが我慢ならない譲れないことなのか。
もう長いこと。高校生2年生の時部活で後輩の指導で行き詰まった時からずーっと考えている。

時と場合によるし、相手にもよる。
それなりに場数踏んで少しずつうまいやり方を覚てると信じたいが
「相手による」という要素が難しいんだよなああああ。
これは目を瞑ったまま350mlのコップにロング缶(500ml)のビールを
注いでうまいこと止めるのに似てる! ……と! 私は思う。

※私の喩え話は中学生の頃から「腑に落ちすぎておなら出そうになるか何言ってるか一切意味不明かのどっちかだ」と、方々の友人より評価されておりますが何言ってるかよく分からなかったらすみません。

350mlのコップに500ml全部注いだらあふれるに決まっとる。
だから相手のペースに合わせんにゃならん。
しかも手荒く注げば本当なら入る量のビールでも無駄に泡立ってあふれてしまう。
コップの容量や形状、特性は人それぞれ。
経験に基づくデータベースからある程度の相手の傾向は掴めても、
やっぱり人はひとりひとり違っていて唯一無二の存在だから出たとこ勝負。

すごくすごく繊細な作業……。

とはいえ、私は私という人間の枠でしか語れないし、
今は、今現在の私なりの注ぎ方しかできんのだよなー。
難しいし気を使うけど、それでも君(恋人、友人、家族、大切な人)となら、
たとえ手探りでも、そういうのをしてゆきたいと思うんだよ私は!!!
(机バンバン叩きながら)


■2014.07.09(水)無言で並んでビール飲む

占いサロンに居る日は帰りが遅くなるから
「カレーあるからねー。7時代に炊けるからねー」と連絡してあったのじゃが、
私がサロンから帰るまで夕飯食べずに待っていたよ。カレー温めて。

許したくなるけど、そこはもうちょっと頑張って、謝るんだ。頑張れ!ほら、ほらほら!!

この数日。
無言で私が用意したご飯を食べ、ご馳走様も言わず(皿は流石に自分で洗ってたわ)、
私が別室で過ごしている(気を使っているとは多分感じているだろう)この状況、
誰より彼自身が「ダサい」と頭抱えたくなってると思う。
非を認めて謝るって大変なことだ。。。でも私信じてるし待ってるよ。


■2014.07.08(火)喧嘩と手相の話

彼と喧嘩をしている。一昨日彼を怒らせてしまったのだけど、私は
「彼が私に怒りの矛先を向けるのは違うのでは、自分は悪くないのでは?」と、不服に思ってる。

昨日、七夕は彼の誕生日なので、ケーキを用意していた。仲直りのきっかけになればと思った。
”お祝い”はその人のためにすることで、自分のためじゃない。
だから何かを期待したりなんかしちゃいけないんだけど、
でも本音を言えば仲良く一緒にごはんを食べてお祝いをしたかった。
……って!!! あったりまえじゃんなー!そんなの!!
無償の愛だのアガペーだの美しいけどそれだけで生きてけるっつーかよファックファック!!
でも叶わんかった。喧嘩三日目しょんぼりですよ。

ケーキの箱の「本日中にお召し上がり下さい」のシールを見てたら言いに知れぬ悲しみがこみ上げてきて、いっそ「これはあなたのために用意したケーキなのであなた自身で捨てて下さい」と書き置きをしようかとも思ったんだけど、そんなことのためにこのめっちゃかわいい七夕ケーキは生まれてきたわけじゃないし、ほんとめっちゃかわいいケーキなのに捨てるなんて忍びないのでビール飲んでtwitterでクダ巻きながら食べた。
「しかしながらこういうわけのわからないブチギレもまた彼なりの甘えなんやろな。
そもそも他人に本音を見せない人だし、私に本音晒すにもこの不器用な有様であるよ。
にしても、お祝いに用意したケーキを一人で食べるの、結構精神的にくるな!」
などと言いながら、好きな人と自分ために用意したケーキ、一人で食べた。

今日になって、占いサロンの受付さんが、「twitter見たけど元気?」と、気遣って声をかけてくれた。
鳥さんのかわいいシールをくれた。うれしかった。

私の所属するお店はフォレストランプという名前で、
「ここはクライアントがクライアント自身の内側に眠っている歩き出すためのチカラを思い出す場所。
このお店の私達は、暗い森を歩く人の足元をふわりと照らす存在」というコンセプトがあるのだけど、(わたしこのお店大好き!)受付さんのその一言は、まさに足元をふわりと照らす光みたいだった。

受付さんは一人の同年代の女性として親身に温かく、オンナの愚痴を聞いてくれて、
「それさー、彼の繊細さも伺えるけど、でも腹立つよ。めっちゃ腹立つよ。
10人いたら8人が怒るしチョップしていいって言うと思うよ!!!」
と、ジャッジした。憚りながら私もそう思う!!!

仕事柄、いろんな人のいろんな価値観のお話を聞くので、何が普通か、何がニュートラルか、
「もしかしたらおかしいのは私の方かも?」と感じることも度々なのだけど、
(そうやって、自分を盲信せずセルフアウェアネスすることもまたとても大切な仕事)
受付さんに「それ怒るよ!」と言ってもらったら、すごくホッとした。女は共感が得られると強くなる。

受付さんが、最近火曜日担当にお引っ越ししてきた手相のキタデノブヨ先生に声をかけて、
手を引いてブースへ来てくれた。
キタデ先生にはお取り込み中のところ申し訳ないと感じる一方、
「受付さん、こうやって人と人を結ぶ才能あるよなあ。さすがだなあ」なんて冷静に感心した。

キタデ先生に
「いやもうねえ、彼と喧嘩をしてましてですね。もういい加減疲れたし今回ばかりは頑張れない。
仲直りよりも、大事な人と道を別けても人は立ち直れるのか、そっちに興味が行く。」
と、グニャグニャになって訴えたら、
「手、組んで! はい、開いて見せて!」 と歯切れのよい凛とした声が飛んで、
反射的に手を組んで開いた。

手相を先生に見せたら、開口一番「あっ、恋愛運の所、怪我してるよ?」とのだった。
……そういえばまさに喧嘩になった時間の直前だか直後に、確かに手、怪我したのよ。
不思議すぎて「ファー!?!?」てなったわ。

手相を見てもらいながら、
「生命線が短いので心配。彼と一緒に長生きしたいけど迷惑かかるのでは」とか、
「この下向きの結婚線はもう少しどうにかならんだろうか」とか、
なおもグニャグニャと寝言のようなことを口走っていたら、キタデ先生に
「それって自分の中でしっかりと着地点決まってるじゃない!」と指摘された。
確かに、冷静に考えれば別れたい人間のセリフではない。
「自分でしっかり道を決めてる人は大丈夫。」と言葉をもらって泣きそうになった。
そうですね、そうですね、と思った。

一人(独り)では得られない視点を得るために、人は第三者を必要とする。
思いがけずクライアントの側に回らせてもらえて、よかったなー。今日なー。

小学校からの友達がメールをくれた。
「逃げ場にしていいのよ。よかったら泊まりにおいで」って。ありがたい。
友人や仕事のみんなやtwitterのみんな。
優しいみんなが少しずつ心を温めてくれるから呼吸が楽だ。

週末は、友達のお家に身を寄せる。
彼はサークルの後輩に呼ばれお誕生日会。たぶんオールして返ってこない。
手のひらの傷が治る頃にはちゃんと仲直りしたいなー。


■2014.07.07(月)生命線の薄さを密かに気にしている

私はもう、ずっと、家族が欲しくて。
例え婚姻関係を結び家族になったからといってそれは永遠では無い、そう知っているのに、家族が欲しくて。物分りの良い頭と物分りの悪い心の狭間でずっとゆらゆらしている。
家族が欲しいのに、誰かと家族になったら、悪いなあとも思う。
長く生きないリスクが人より高い。子孫を残せない可能性が人より高い。
自分の孤独もその人自身の孤独も一挙に引き受けさせてしまうように感じて、
ともに寄り添い生きたいだなんて申し訳ない。どこにゆけば良いかわからない。

大学の頃か。検査で大事なアナウンスの実習を休む際に
「いつ死ぬかわからんなんて、みんな同じやん」と、同級生が言った。
たぶん励ましの言葉だったんだと思う。
でもその人の「いつ死ぬかわからん」と、私の「いつ死ぬかわからん」は
果てしなくあちらがわとこちらがわのように感じられた。
「心配しすぎ」だと、言う人は多い。
だからあまり他所で言わないようにしている。
でも同じ病の親戚は確かに33で死んだし、母も55で死んだんだよ。
それは本当のことなんだよ。

私の好きな人は、「いつ死ぬかわからんなんて、みんな同じやん」も、
「心配しすぎ」も言わず、ただ、「つらいね」と言ってくれる。
火葬される母をみんなで見送った時、「私達が悲しむと母が嫌がるだろう」と思って
泣かずにいた私や妹の横で、恋人はほとほと静かに涙をこぼしてくれた。
優しい優しいひと。
そういうところが大好きだけど、でもそういう思いを何度もさせたくはないなあと、漠然と思う。

まだ未来は決まりきっていない。
生きている間、私は私にできることをするだけ。仕事、暮らし、誰かとの関わり、生きるということ。
私は何も諦めていないしこれはポジティブな言葉のつもりなんだけど、人にはどう聞こえるのかな。

いつかすべてを受け入れる。
「いつか」が、たまたま今じゃないだけ。
大丈夫。


■2014.06.21(土)コンロを新調した

…ピピ…ピピピッ ガスがもれていませんか?ホホホホ

ピピピッ…ピピピッ ガスがもれていませんか?オーホホホホ

ピピピッ…ピピピッ ガスが…ガスが…オ〜ホホホホ!!
(岡田あ~みん)

……ガスコンロが壊れました。
点火はできるんやけど、ツマミを離すと火が消える。

私はとってもハンバーグを食べたい気分だったのですが
作ることが叶わなくなり悲しくて泣いた。ガチで泣いた。

その様子を見た彼は「本気のハンバーグ欲や!」と判断し、早速、
ホームセンターで広告の品だったリンナイKGD56BLを買ってくれました。

いやあ、今のガスコンロって表面がフラットなのね。
ツルツル、ピカピカ。
五徳の下の汁受けも無いし、進化するもんなんだな。驚いちゃった。
そういやガスコンロ買ったのって大学時分だから余裕で十年経つわけで、
そりゃガタも来るし進化もするわなぁ~。

なんて思いながら彼の手により設置されゆくコンロを見守っていたら
「では輝子さん、どうぞー」と、コンロに向けて手を差し出されました。

「……?」
「点火、点火。」

「えっ、いいの?」
「やっぱ一番手はキッチンの主でしょうよ」

「……えー。ご指名を頂戴致しましたので、
これより点火の儀を行いたく存じます。

旧コンロと歩んだ自炊生活十数年。振り返ると色々なことがありました。
パスタが燃えたこと……。(2004/6/25
お玉がとろけたこと……。(2005/10/17

当初、料理についてはド素人でありましたが、そんなこんなで料理もまあなんとなく上達しましたし、
我々二人もまた、学生を経て社会人となり、まあなんとなく成長したのではないかと存じます。
楽しい日も悲しい日も風邪の日も、みんなが集う日もひとりの日もご飯を食べて、やって参りました。
食べることは生きることでございます。
向こう十数年もまた、新しいコンロと共に健やかにあれますように。

では、私達のおいしい食卓と、私と貴方のより一層の繁栄を祈念して、点火!!」

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ボウッ。

「おー。パチパチパチ」
「わー!パチパチパチ」

……十年経ったら四十代かー!