お弁当を二人分作るのは続けています。
見直してもらおうとか、そういうつもりはないのだけど、自分を振り返って
我侭さを反省した結果、例えば一緒に住んでいる相手が彼氏ではなく
前に共に住んだシェアメイトや後輩のミナミであっても、留年したりなんたりと
経済的に事情を抱えていたなら、自分は二人分のお弁当を作るだろうと思ったから。
うーん。そして相手が彼氏でなくシェアメイトだったら、きっと
「めんどくさい」とか「お弁当サボりたい」とか甘えたことは言わなかったはず、と思う……。
やはり私はかなり我侭になっていたし、いつも言い過ぎたし、甘えすぎた。
玄関のホワイトボードに「今日もお弁当ありがとう」と書かれていました。
「いつも残さず食べてくれてありがとう」とお返事を書いた。
翌日は「今日はお弁当作ってくれなくて大丈夫よ」と書かれていたので
「ブラジャー!」と書いておいた。
……ホワイトボードで筆談って。 ……なあ。
でも、こういう馬鹿みたいなことが心の氷を少しでも溶かせば良いなと思うのです。
言葉を交わしたのは、、、。
そうだ、何日か前の「おやすみなさい」。
あれが最後だな。
同じ家にいるのにな。虚しい。