倦怠日記

今は恋愛のことしか書けませんが許してね。
書くことで気持ちや考えが整理されるし、少し気が楽になるし、
何でも話すようにしている地元にいてる古くからの友人に自分のことを伝えるには
文章の方が早かったりするので。

失恋ダイエットは着実に成果を上げつつあり、現職についてから太ってしまった2kgが落ちました。
親友とも話したのですが、失恋時に喜ばしいことと言ったら体重が落ちることぐらいです。

でもいかんせん体に悪い方法なのは否めず、いま、私は血が足りなくて、
なにか食指の動くものだけでも食べなくてはと、
昨日の夜、会社から帰る道々のパン屋さんでアップルパイを買いました。

パックに詰めナイロン袋に入れさらにお店の手提げへ……と、
過剰包装されゆくパイをボーっと眺めて、
「すみません、やっぱもうひとつ同じのいいですか」と口走ったのはもう反射だったよね。

ここのパン屋のアップルパイはほんまにおいしいし、彼も喜んで食べていたなあ。
「どうせ、もう一緒に食べやしないんだけど。」
と、思ったのは地下鉄に乗ってからのことで、最近涙腺が壊れてしまってる私は
下を向かざるを得ず、ほんと何がしたいんだろうか。自分でもわからない。

夜、ダイニングで鉢合わせた彼には普通のテンションを装って、
「アップルパイあるから食べてねー」と言った。

彼は普通のテンションで、「いいよいいよーそんなー」と返してきた。

これまでなら「わあ、ありがとう!」だったのに。他人行儀。悲しい。ムカつく。

「珍しくウクレレ弾いてたね」と言われて、珍しかねえよ今まではあんたが
いない独りの時に弾いてただけだよ。一緒にいたかったから。馬鹿か。と思った。

財布持って玄関で靴をトントンと履いていたら、「どこいくの?」と聞かれ、
「下の自販機に。ビール」と答えたら「俺の分も頼まれて」と言う。
「一本?二本?」
「そう言われるとなあ。一本でいいやと思ってたんだけど、じゃあ二本」
「一緒に飲む?」

ほんと馬鹿か。何を言うとるんだ私は。 一緒に呑むことになってしまった。

ラーメンズの「雀」のDVDを見ながら、時折なんでもないことを話し、大学生の頃の、
お互いなーんの気もないただの先輩後輩だった頃の二人に巻き戻ったかのようでした。

彼は本当に私に興味がない模様です。
彼をよく知っている私だからこそ、ひしひしと感じてしまった。

おかしいな。
ついこの間、この人は「てるこさんと絶対、いっしょう一緒にいる」と、
声を上げて泣いたのに、本当に同一人物なのかな。
短期間でこんなに人は変わるのか。ちょっと信じられない。

就職の話が少し出て、私は
「今いるバイト先に就職するのもいいんじゃない?」
と、初めて言った。

彼は、これまで
「輝子さんとこの先家庭を築くことを思うと今のバイト先に就職するのはナシだと思う」と言っていた。

なのに今夜は、「あー、それもいいなあ」とまんざらでもなさそうだった。

「就職活動しなよって口うるさく言ってしまったのは、私の反省点。
やりたいことをもっと応援してあげればよかった」
と軽く言ったら、聞いてんだか聞いてないんだか、ハハハと適当な笑い声が返ってきた。

彼は明日もバイトで朝5時起きなので、2本のビールを飲み干し、解散。

私はそのたった2本の酒で悪酔いをしてしまい、夜中に吐いた。
朝起きてからも気持ちが悪く、これ書いてる途中にも一度トイレにこもっている。
たいして食べてないから口の中が苦くてつらい。

数日前から耳が聞こえづらい。
そろそろ病院に行かねば……って、そういえばやってんのかな、病院。
やってなかったら内耳にはプラセンタ錠だな。自分が元薬屋でよかった。

今夜は神戸でササキとアカネに会う。
その後は赤穂にいますので、みんなよかったら遊んでね。
私は今沢山の人に会いたい。