なんば『二ノーバルコーヒー』で食べる”幸せのパンケーキ(別名:夢見るパンケーキ)”

気分が上がらないときには、なんばパークス7F『ニノーバルコーヒー』で幸せのパンケーキを食べます。


【ベリーソースのパンケーキ 1280円】

むかし阿波座のニノーバルカフェで提供されていた時は『幸せのパンケーキ』という名前でしたが、途中で『夢見るパンケーキ』という名前に変わったんですよね。
事情はわからんけどパンケーキブームのときにパンケーキのレシピと商標権を売ったんかな?

そしてここ数年で『幸せのパンケーキ』という店名でパンケーキに特化したお店が全国展開されました。

『幸せのパンケーキ』『ニノーバルカフェ(現:ニノーバルコーヒー)』両方食べたことがありますが、多少メニューが違うもののクオリティに差はないと感じたので、この記事では同じものとして扱わせてもらおうと思います。

さて、スフレパンケーキのお店って、通常のパンケーキのお店に比べると当たり外れがあるなあと私は感じています。

確かに見た目はふるふるなのだけど、お店によっては生焼けのメレンゲ状態でどんどんしぼんでいったり、ひどいと時間とともに液化したり、食感が軽すぎてなにを食べたのかよくわからなかったり。

しかし『夢見るパンケーキ(幸せのパンケーキ)』は、いつも安定して美味しく、見た目も美しく、自宅では絶対に作れないものを食べたなあという満足感を与えてくれます。

私が休日にパンケーキハントをしていると言うと「パンケーキなんてただのホットケーキ違うん?」と不思議がる友達もいるのですが、たかがパンケーキ、されどパンケーキ。
材料の単純なパンケーキだからこそ各店素材や焼き方にこだわっており、自宅で作るホットケーキとは一線を画すると思います。

幸せのパンケーキのこだわりは、最高級マヌカハニー、北海道牛乳で作った発酵バター、丹波名産寿恵卵、ベーキングパウダー不使用。
そして独自の製法と徹底した温度管理で20分かけて焼き上げること。


【幸せのパンケーキ 1100円】

テンピュール枕かと紛うほどふわっふわのパンケーキにナイフを入れて口に運ぶと、優しい甘みと卵のコク、ほんのりした塩気とふわふわの食感が一体を成して広がります。

はじめて食べたときには「これまで生きてきた中で食べたことのないタイプの美味しいやつや!」と感動しました。
その後、夫を連れて行ったのですが、さほど期待せず私の後ろを着いてきた夫もひとくち食べれば目を見開き「このパンケーキはお吸い物やぁ!」と叫びました。
お吸い物かどうかは意見の別れるところですが、それだけの感動と衝撃のあるパンケーキには間違いないと思います。

そしてパンケーキに乗っている、バターとマヌカハニーをホイップしたクリームが強烈にうまい。
カロリーの塊に違いありませんが本当にこれだけを延々と舐めていたいくらい美味しいんです。

おいしいスプレパンケーキのお店はほかにもありますが、このクリームを味わえるのは『幸せのパンケーキ』だけですのでつい足を運んでしまいます。

ただでさえ美味しいパンケーキにこの激ウマホイップをつけたら、もう、なんていうか事件ですよね。事件的ウマさ。

メイプルシロップもついてきますので、味の変化をつけて飽きること無く食べきることができます。

逆に言うと、ソースがガッツリかかっているメニューは、見た目は華やかなのですが味がずっと同じになってしまうので、3枚目に手を付ける頃には飽きちゃうかも。
私は、何度か食べた中ではソースのかかっていないプレーンなものが一番美味しいと感じました。

たくさんの店舗が展開された分、お店によってクオリティーのブレはあるかもしれませんが、元気を出したいときや、大好きな仲間と「美味しいね」とニッコリしたいときにはぜひ足を運んでみてほしいパンケーキ屋さんです。