twitterで人間の身体は晩婚化に対応していないと言ったことの補足

決して特定の誰かに向けた話じゃないんだけど、わたしは相談業として敷居が低く利用しやすい占い師という形式をとってるから「子どもが欲しい」「結婚したい」という相談をものすごく受けるのね。

そしてどういうわけか、タロットっていうツールは、これまでのその人の経緯や想いがバチンと出ることが多い。
私は、心理セラピーや傾聴を求めていない段階のお客様には、その人の活力につながる言葉を出来るだけ選びながら、だけど脚色はせず出たものを偽らずお伝えするのが「占い師」としての誠実さだと考えてるんだけど、正直、未来について、色良い結果ばかり出るわけではない。
そういう時は、「運命は運ぶ命って書くよ。運んでるのは生きてるあなた自身だから、想いや行動で変えて行こうね、さて何からできるだろう」て、共に考えたりヒントをカードに求めることが多いんだけど、「求めた言葉じゃない」て怒っちゃう人、いるんだよね。

母の闘病時に学んだんだけど、「死の受容プロセス」というのがある。
最初は「否認」。次に、なんで私がって「怒り」が湧いて、なんとかして!と「取引」を求めて、「抑うつ」を経て「受容」に至る。
これ、【死】以外にも言えることだと思う。

「その人は今否認や怒りの段階なんだ」と言ってしまえばにべもないけどさ。
そこで止まるわけにもいかんやん。時間は流れるもの。
結婚は、まあ、いつでも出来るんだけど、“子ども”については、人の体は晩婚化に対応してないってこと、しんどくてもまず念頭に置くことが一歩になるのかな、と思う。

セッションって化学反応だから、“怒り”の感情が湧いたという結果でも、きっと無駄な時間ではないんだと思う。でもまーあ、双方しょんぼりはするね……。
私に出来るのは、“誰にでも解決の力がある”って信じることだから、受け入れられる日が来ることを信じるよ。

※おまけの話。
なんっっっでかわからんけど「子どもが欲しい」「結婚したい」案件では法王のカードがめちゃくちゃ出ます。
「専門機関を頼れ」子どもが欲しい場合はズバリ「病院行こう!!!!」てメッセージ。
3回連続で出て「ほらもう、また…ねえ、ご覧ください……」と言ったこと、ある。