ギックリ日記

生まれて初めてぎっくり腰になった。
やばい、午後にはジャグリングのステージに出演予定なのに。

新入生勧誘のブース撤収の際に持ち上げた長椅子が予想以上に重く、腰がガクンとなって、激痛。
全く動けないの、前にも後ろにも少しでも動いたら激痛が走る。

我が大道芸サークルの遊び人男達が、やれここはお姫様抱っこだのおんぶだの騒ぎ始めるが、「舌噛んで死んだ方がマシダー!」と返し、鈍痛堪えて10分かけて立ち上がる。
これ以上の心配をかけないようにと、比較的軽めの道具類を持って片づけ名目で足を引きずりずりずり、部室に退散。
途中、階段が降りられなくて、痛さと情けなさともろもろで泣ける勢いだった。
結局後輩の男の子に肩を借りた。

痛みはガクンとなった直後がピーク。その後、1時間ぐらいで階段の上り下りが可能に。
3時間でポイ(モーニングスターみたいな大道芸道具)を振り回して踊れる程度に回復。
(しかし、座ったり起きたり腰の曲げ伸ばしを伴う動きは人の肩を借りないと難しい)

その日の夜は寝れず。2日目の夜はなんとか寝たけど痛みで何度も起きた。
現在3日目。痛みも随分少なくなって、筋肉痛程度に。

と、今回ただの日記なのですが、それだけじゃなんなので、study。
ぎっくり腰というのは骨のズレや肉離れによる急激な痛みで、処方としては「とにかく冷やせ」だそうです。
もし自分、若しくは周りの誰かがギックリいってしまった場合、まずは冷やしてあげてください。
お風呂で温めたりすると、酷いことになるそうです。(わたしはやっちゃった)

あーあ、しかしまあ…。
サークルの後輩に肩を借りたときに言われた「ダメな時はダメだと言ってくれなきゃダメですよ」という言葉が身に染みる。
身近な人ほど頼ったり心配かけたりできない気持ちが働くのは、なんなんだろうか。迷惑をかけることと頼ることが全く別だというのも、心配に甘えるのが罪じゃないことも、頭じゃ理解ってるんだけど。
いい年なんやし、人の親切ぐらい真に受けられる人間になりたい。