こんなことしてるから戯曲進まない

「檄を飛ばす」誤解7割 文化庁国語世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000160-kyodo-ent

ついこの間「おかしな日本語正しい日本語」という本を読んだ所です。
(スランプで戯曲が書けんもんで参考文献読みまくってる)

姑息
×誤 卑怯
○正 一時凌ぎ

憮然
×誤 腹を立てている様子
○正 失望してぼんやりしている様子

檄を飛ばす
×誤 励ます
○正 自分の主張や考えを広め同意を求めること
漢字も間違えそうだ…「激」は間違い。

情けは人のためならず
×誤 情けをかけるのはその人のためにならない
○正 情けをかけるといつかはその行いが自分に返ってくるので是非するべきだ

閑話休題
×誤 ちょいと話をそらせて
○正 さて、話を戻して。

さわり
×誤 最初の所
○正 話の一番の聞かせどころ

確信犯
×誤 知っててわざとやってる人
○正 道徳、宗教、政治など、自らの思い込みで正しいと思いなされる犯罪。

こだわる
○正 心が何かに捕われて身動きが取れなくなること。気にせんでもいいようなことを気にすること。
×誤 なので「こだわりを持つ」と言った使い方はほんまは間違い。

役不足
×誤 本人の能力では役目が重すぎること。→「力不足」
○正 本人の能力が高いので役が軽すぎること

流れに棹差す
×誤 水をさすこと
○正 拍車をかけること

気が置けない
×誤 気が許せなない。信用できない。気を配らなくてはならない。
○正 気を使う必要がない。気を利かせなくても良い。

袖振り合うも他生の縁
×誤 袖が触れる程度のことも縁であるからまぁよしなに。
○正 袖が触れる程度のことも前世の深い因縁があるからである。
「多少の縁」と書く人を見たことがあるのだけど、多分間違った意味の方で覚えてたんだろな。

至れり尽せり
今 尽くしの極みであること
昔 至り尽していて付け足すものがなにもないこと

斜に構える
○正 身構えをする。正眼に構える。
×誤 素直でない態度