信じてくれなくていいよ

ネット越しの誰かに、
「ネット上の付き合いだってことはわきまえてるから」と前置きをすることがあります。
少し寂しい言葉。

ネットでは
「すべては未確認の情報。相手は素性も知れぬ人間。まずは疑ってかからねばならない」
が付きまといます。

一方で、その人の言葉、間合い、端々から感じられる情報が自分の知る
その人の全てなのにそれを信じなくてなにを信じるの、とも思う。
いちいち疑ってかかるのも面倒くさいし。その人が「そうだ」っつってんだからいいじゃん。

これは逆の立場でも言えること。
誰が自分の言うことを信じてくれていて、誰が信じてくれていないのかなあ、
などと考えだすと、心がぎゅっとなります。

ネット上の付き合いだってことはわきまえてる。
信じてもらえないことがあるってちゃんと知ってるからね。
もし信じてくれなくても、それを責めたりはしないよ。

ネットの友達も、リアルの友達も、どっちも同じように大切なのに…なのになぁ~…。
なんでこんなこと言わないかんのだ。ああ、ネットだからか。
なんていうか…ジレンマ。