紅茶チャレンジ

明けましておめでとうございます。
新年早々夜通しで紅茶チャレンジに興じていました。若干お腹が気持ち悪いです。

紅茶チャレンジとは!!
インターネットのお友達の散華くんが、「紅茶苦手なんだけど何か混ぜたら好きになれるかな?」という出来心で始めた企画。

紅茶×ココア=青春の無駄遣い
紅茶×緑茶=恐るべき赤錆色 だが味はうまい
紅茶×マスタードソース+レモン汁=死者三名
紅茶×麦茶+めんつゆ=「先生、廊下に立ってていいですか?」
紅茶×養命酒=手の震え
紅茶×カルピス=液体内にコロニー発生

等々、今まで数々の隊員が(いや、主に隊長の散華くんが)チャレンジし、その破壊力の強さに散って行きました。(ハンドルネームが散華だけに)

今回、隊員である私がチャレンジするのは、正月らしく紅茶×餅。 紅茶雑煮です。
友人との年越し&初詣を済まし、現在深夜二時。
お湯を沸かし、餅を焼き、さあいよいよというその時、高校の友人の加藤さん(以下カトー)が遊びに来ました。

カトー「明けましておめでとー!」
うち「おめでとー!! 突然やけどカトー、普通の紅茶と普通じゃない紅茶どっちが飲みたい?」
カトー「…………普通でお願いします」
賢明な判断ですね。
チャレンジ再開、美味しいレモンティーをすするカトーを横目に、熱い紅茶にLet’s餅投入。
さあ飲むぞというその時、妨害するかのように携帯の着信が。

うち「はいはいもしもし?」
散華「何だあれは!! 何世紀前の代物なんだ!!!
なんとまあ、隊長から直々のお電話です。タイミング良過ぎ。
散華「送ってくれたメロン紅茶、パーツが風化しているかのようにもろもろとくずれていったぞ!」
あー、そうでした。少し前に隊長にメロン紅茶を郵送したんだった。つうか、風化て!
散華「きえええgyageooo,ss;gswgs;a! ………ゴゴッバズバズバズ……(携帯雑音)」
うち「は、散華さん!?!?」
散華「紅茶in甘酒は……味のない嘔吐物の味がする……
聞けば、今散華さんは紅茶を入れたマグカップ持参で神社に来ており、さっき「このマグカップに甘酒を入れてくれ」と神社の人にお願いして大層不振がられたそうな。バカだ。バカがいる。
そんな話をしておりましたらこちらの紅茶in餅が放置時間の長さに耐えられず溶けだし白濁してきました。

恐る恐る一口飲んでみる。
うち「あー、予想はしとったけど、めっちゃ普通」
そらそうだ。餅には味無いですもんね。カトーも一口。
カトー「あー、普通」
うち「よし。砂糖入れてみよっか」

砂糖投入。カトーが味見。

カトー「あー、でも、ぜんざいみたいで。いけんことないやんな」
嫌がってたくせにいつのまにか共にチャレンジしておりますこの娘。
うち「これじゃ面白くないからレポート書けんよね。さっきオカンがおにぎりに塩昆布入れとったからちょっとかっぱらってくるわ」
散華「待て!! 紅茶は適当に物入れるのが一番危険なんだぞ!!!」
聞かなかったことにしていざ塩昆布投入。混ぜるともちに程よく絡みつき、何がなんだかわからない液体に!

カトー、食す。

カトー「ぐっ……まっず!! 無理! 無理無理無理! 舌触り最悪!」
続いて私も。
うち「柔らかい餅とゴリゴリした昆布、塩昆布の塩とアミノ酸と砂糖がものすごい不協和音奏でてる。けど、食べられなくはない、あれ? これおいしいかも」
散華「ああ、かわいそうに。常人がまずいと思うものを美味しく感じてしまうとは……。きっと紅茶レベルが上がってもたんやわ……」
電話越しにホロリと涙を流す隊長。はたしてそれは隊員の成長への喜びだったのか、それとも単なる哀れみだったのか……。

結論!
紅茶×餅+砂糖+塩昆布=はぐれメタル的経験値の高さ

散華隊長&カトー、新年早々お疲れ様でした。

tea-mochi