ゆめにっき

友人が大変そうなので小麦粉を捏ねる作業を手伝う。
「これは……私のあまり好きじゃない”おでんのちくわぶ”のような料理ができてしまう……」
と、少し憂鬱になりつつも、
「いやこれはきっと誰かの胃を美味しく満たすのだ」と自分に言い聞かせひたすら捏ね続ける。