No.004 敬語のお勉強
2004 01 20
っかぁああああ! 先日、アナウンス概論という講義のテストがありました。その中で敬語に関する項目があったのですが、恥ずかしいことに さ っ ぱ り で し た 。 最初の「敬語の種類を4つを書きなさい」という設問からして、尊敬語・謙譲語・丁寧語ときて、あと一つがわからず「最高敬語」なんて書いてしまいました…。次の設問の「それぞれの敬語について具体例を挙げて説明せよ」のところも「皇室の人に対して使う敬語」と書いちまった。…あわわ、あわわ。日本人失格です。 小学校でも中学校でも高校でも習ったはずなのに忘れるもんですね…というわけでリベンジ企画です。 ◇ 敬語とは ◇ 敬語とは話題に登っている人物や離している相手に対する話し手の敬意を表す言葉です。 ぼぎぃが小学生の頃、国語の授業で敬語について習った時には、「敬語は日本にしかありません。外国では警察が相手でも友達が相手でも『サンキュー』は『サンキュー』です」と、言われていましたが、これは少し語弊があります。日本の敬語のように言葉そのものが変わるということはありませんが、他言語においても、丁寧な単語を選んだり、文法を整えた丁寧な文章にするという方法で相手へ敬意を表します。 敬語とは人間関係の模索の際自然に生じるもので、世界中に存在します。 日本語の敬語はいくつかの種類に分類されます。 ◇ 敬語の分類 ◇ 敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語の三種類に分けられます。(私がテストの回答に書いたのもこの三つ) …が、この分け方では少々不適当なので、 1、尊敬語 2、謙譲語 3、丁寧語 4、丁重語 5、美化語 の五種類に分けます。(あれ? 五種類? テストでは四種類だったけど、どうなってるんだ・・・)
ここまで色々と本漁ってて思ったんですが、そもそも私が国語で敬語を学んだ頃は5種類じゃなかったようです。つい最近五分類になったそうな…。テスト…不可抗力だったのね。 ちなみに、昔の3分類に今の語分類を当てはめると「尊敬語→尊敬語」「謙譲語&丁重語→謙譲語」「丁寧語&美化語→丁寧語」となるそうです。 …ほんといつ五分類になったんだろう。私が最後、高校で習った時点ではまだ3分類だったのですが…。 ところで、近年、敬語・日本語の乱れがよく指摘されています。 「1000円からお預かり致します」 …『から』はいらんやろ。 「こちらでよろしかったでしょうか」 …事後確認かよ。 ナドナド、街には不思議な敬語・日本語がいっぱいです。 言語は流動性があるものなので、神経質に昔の形を守る必要はありませんが、敬語とはそもそも、相手の気分を損ねさせず人間関係を円滑にするためのものです。ならば、現行で「正しい」と言われている敬語を使うのが一番。間違いない。 と、いうわけでよく使う尊敬語・謙譲語をまとめてみました。 ◇ よく使う動詞 ◇
◇ よく使うフレーズ ◇
わ。ちょっと、今日のうぱるぱレポートってば勉強になるんじゃないですかコレ。 とはいえ、敬語はやれ尊敬語だ丁重語だと仕組みを覚えるよりもよりも、実際に話せてなんぼですよね…。 …普段の自分の言葉遣いを見直して、敬語を使いこなせる素敵な大人になれるよう頑張りたいです。 |
うぱるぱ*ぼぎぃ All rights reserved. ※直リンクOK