頑張る以外の選択肢を

寝ない。夜泣き。食べない。授乳回数が減らない。
ここまでの育児における困りごとを思い返すと、試行錯誤しているうちに子が成長して解決策を得ないまま過ぎ去ってしまったことがほとんどだなあ~~。
そして新たな問題に直面するのだ。これの繰り返しだ。
これからもきっとそうなんだろうな。ハハハ。

育児って大切な我が子のことだし、責任を伴う分ついつい目の前の問題に必死になってしまうんですよね。
「時期が過ぎれば解決しそうか?」と、自分に語り掛け、悩みすぎ予防にしたいものです……。

育児の話からは離れますが、かつて5年勤めた会社を辞める時は随分長いこと悩みました。
社長の親族等が続々と入ってきて、優秀だった古株がどんどんやめていって。
一方でやりがいはあったし、事業そのものの成長性も感じたし、見切り時がつかめなかった。
それが、母の死を経て、ある時ふと、この世には自分が頑張ってどうにかなる問題と、自分が頑張ってもどうにもならない問題があるよな~と思い至ったんです。

社会に出る以前の、若いころの身の回りのいろいろって、他人の面倒を見るよりも自分の面倒をみるウエイトの方が圧倒的に大きかったから、頑張れば解決できることがたくさんあった。
だから「頑張るのをやめる(逃げる)」って、なんか可能性を放棄してしまったような、ふがいないような気がして、ものすごくダメなことのような気がしていました。
ところが社会に出てみると、「自分が頑張ってどうにかなること」と「自分が頑張ってもどうにもならんこと」はごちゃごちゃに混ざっている。そしてそれとはまた別に、「時が解決すること」と「時が解決しないこと」もある。

コマンドが「頑張る」だけだと詰んじゃうから、「やりすごす」とか「距離を置く」とか「手を借りる」とか「にげる」とか、いろんな選択肢を持った方がいいよな~。
そして、「頑張る」以外の手段を取ることを悪しきことと思わず、自分自身が許してやらなきゃなあと思います。

cnsiovuvyaaqunf

直面している問題がどこに位置するか可視化すると判断材料になるかもしれんと図を作ってみた。
認知は解決への第一歩じゃ~~~。