歯が痛い

気持ち悪い。吐き気がする。歯が痛い……。
陣痛時に痛さがカンストして吐き散らしていたせいで、痛みと吐き気が変に紐付いてしまっているんじゃないだろうか。ちなみに陣痛が痛すぎて吐くのはよくあることだそうです。

妊娠中は胎児という異物を排除しないよう、免疫力がだだ下がると聞きます。
たしかに度々の風邪やウイルス性のいぼに悩まされましたが、虫歯菌お前もかって感じ。
妊娠初期に一度歯医者さんの定期検診を受けた時には虫歯なしとの診断だったのに、妊娠後期から子育てこの1年半で一気に齲蝕が進んでしまったみたいです。

今回、突然の痛みで通院を開始したところ、虫歯が4か所も見つかりました。
一本は神経のギリギリまで削ることになり、次に虫歯が進行することがあれば、神経を抜かなくてはならないとの宣告。
そして今、仮の詰め物が入れられているのですが、深く削ったせいで普通に過ごしていても除夜の鐘のように痛い……ゴーンゴーンゴーン。

たまらず通院予約日を待たずして歯医者さんに電話を入れ、処置を受けることになりました。
しかし子どもを見てくれる人がいない。
もう、ほんと、子持ちはよォ~~~。あらゆるところで簡単に詰むよね……。

祝日で近くの支援センターの一時預かりも利用できず、急遽、友人に無理を言って来てもらい、娘を託して歯医者にゆきました。
こういう時の為にファミリーサポートに登録しておくべきだったかなあ、と思う反面、ネットで調べまくった時に多数目にしたファミリーサポートによるトラブルが頭を過り、なんともモンヨリした気持ちに。

ファミリーサポート。もちろん、善意で登録して下さっているありがたい支援者様たちに違いないのだけど、「あれはお金で姑を雇うようなもの」「どうしても合う合わない、当たり外れがある。安心して任せられる人とマッチングしたならそれは奇跡」という声を聞くと、ネットの一部の意見とはいえそういう事態が容易に想像できるというか、そりゃそうだよなあという感想しか出てきません。
そもそも日本の住宅は面積が広くないし、赤の他人に上がってもらって自分が留守にするのは抵抗感があろうと思う。海外のベビーシッターのようには、定着しにくいよな……。かといって良い代替え案も、浮かばない。というかこの利用ハードルを低くしたものが今日お休みの支援センターの一時預かりなのか。そうか。

小さな子がお家にいると、歯医者にしろ病院にしろヘアサロンにしろ、どうにも自分のことは後回しになってしまいますが、子どもは大切だけど親の健康が損なわれると共倒れになってしまうから、みんな自分を大事にして欲しいな。自戒を込めて……。
なにかにつけて罪悪感が伴うけれど、誰に咎められたわけでもなく、自分の内面の問題なんだよな。
娘の寝顔でも見て、寝よう。