携帯電話復活しました

人は感情の生き物だし、せっかくならロボットみたいに無機質ではなくて
血の通ったやりとりをしたい。
顔を合わせての交流ではなくても、できるだけ安心してもらえるように。

そう思って、オークションの出品の際はどういう事情で出品したのかを明確にし、
落札の際も「大事にしてた携帯電話が壊れてしまって全く同じものを探していました」など、
バックヤードが分かるようにしているのですが、評価欄が
「こんなの初めて!」とか「サイコー!」とか安いタイプの映画の宣伝みたいに
なってきてしまって、逆に怪しい。

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結局、ふとんシーツとともに1時間グルグルとしつこく洗濯され
レノアハピネスでほんのり柔らかく、香り高く仕上げられた携帯電話は、
よーく乾かしても復活しませんでした。

水没は全損なので携帯やさんでの修理も不可能。
仮に可能な状態だったとしても外装や基板の修理で2万はかかるとのこと。
愛着があったし、私にはガラケーのほうが使い良いので、
同じ機種を、オークションで譲ってもらった。

出品者様の奥様が大切に使っていたものだと話してくれた。
やりとりの最後のメールには、
「輝子さんみたいな方にお譲りできてよかったね、と妻と話しました。」と、書いてあった。
嬉しいな。

教えてくれて、譲って下さって、ありがとうございます。
奥様がそうしていたように、私も大切に使いますね。