例えばプロフィールページに「何があっても晒さないでください」と注意書きをしたらどうか

夜、筋トレしてる間、足を抑えてくれてる彼が暇かなと思って
テレビをつけたら殺人事件のニュースをやってた。
被害者は自撮り写真や友達に宛てたSNSの個人的なメッセージ、
卒業文集に書いたきったねえ文字がバンッバン晒されて、
加害者は名前も出ず、写真にモザイクがかけられていた。

「……ねえ、こんなん、死んだ上に罰ゲームじゃんね。死んだ人って人権無いの?」
と、尋ねられて、放送学科卒の私はなんにも言えなかった。

ホントそうよね。
加害者といえどもこれから先、生きてゆかねばならないから……なのかなあ。
私もテレビはヘンだと思う。

「……わたし、こないだ自分の日記をwordpressに移したんやけどさー。
自分でびっくりしてんけど高校生のんから残ってるんよね……インターネットの端っこに」

「えー、それ晒されてまうやつやん。絶対、事件に遭わんようにせなな」

「うん。私も、万が一そういうことがあったらヤヴァイと思ってログを見てみたんやけどさ、
一番古い記事、なんて書いてあったと思う」

「なに?」

「 ” 飼ってるインコを籠から出してたら、テーブルの端から端まで助走をつけて、
飛ぶのかと思いきや普通に落ちた。”とだけ書いてあった。
その次の記事はね、
”今月数回目の焼き肉です痩せたいのでお母さんかんべんしてください。
これは牛の死肉焼きだ、と自己暗示をかけることにした。
ヨーグルトは腐敗乳、味噌汁は腐敗豆汁。”と書いてあった。
そんなのばっか続くの……」

「……twitterと変わらんやん。マスコミの人、困るだろうね」

「困るだろうね……」

あさっての方向に話題が沈んでいった。。。

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