勤続5年にして退職を考える

■2012.12.08

今の仕事にはやり甲斐を感じてる。
途切れかけた縁を結ぶ仕事で、他の会社がやってない内容。
「ありがとう」の言葉を沢山頂く。
私は労働の対価だけでなく、社会の役に立ててると実感を得ている。

……そりゃ理不尽なこともあるけど、どこに行ったって
大なり小なり色々あるんだと、大阪に出てきた2008年3度の転職で知った。

社会ってもっとちゃんとしたものかと思ってたけど意外とグズグズだ。

考えてみればそうだよなー。
学生時代、クラスのみんな、普通に居眠りしてたもん。
尊敬できる考えを持つ人もいたけど、くずだなーと思う人もいた。
先生も、先輩も、同級生も、後輩も、みんなそう。

社会人になったからって急にちゃんとするわけがないんだ。
ていうかみんなちゃんとしてたら国内総生産は今頃うなぎ登りじゃい。

だもんで、細かなところには目を瞑ってきたのだけど、ちょっと限界かも。
夏頃から退職を考えてる。

この5年で社内はジワジワ変わってしまった。
私の優しい上司が社長の愛人であることには、早い段階で気付いたけど、
社内が周ってるから、まあいいやと思った。
でも社長の息子が入ってきて、社長の息子その2が入ってきて、
頭のいい人から辞めて行き、情があって残っていた人も辞めて行き
代わりにバブルの搾りかすみたいな本当に何も出来ないオッサンが
採用されていった。
営業のオッサン達があまりに使えないので、本来営業がすべき
引き合いの対応やお客様の問い合わせ対応の為、私達内勤がシフト制に移行し
対応することになった。給与は据え置き。
営業は社長の息子もいるから手厚くもらっているみたい。
社内はカオスだ。もうだめだ。

この状況にブチギレて、仕事だけ淡々とこなし、サッサと帰る内勤の
女の人がいたのだけど、私の上司(社長の愛人)がその態度に切れて、
自己都合退職させられた。あたまおかしい。

内勤がひとり減り、その分、仕事の煽りがこちらに回ってきていて、クラクラする。
あちらのデスクでは社長の息子が暇そうにソリティアやってる。半年前からこの調子だ。
……ばっかみたい。

この仕事は好きだ。やり甲斐を感じている。でもいい会社とは言えない。
あと30年ここに居たいとは全く思わない。これは社長の夢の手伝い。

私は私の夢のために生きたい。
……潮時だな。