地元の友人たちへ

とりあえずこの年末は30日夜半から3日まで赤穂にいる予定です。
できるだけ多く、大切な人たちに会いたいと思っています。

家はこんな状況ですが、だからといって私が仕事を辞めて地元に帰ったり、
友達と遊ぶ機会を減らしたりしたら、一番不本意なのはうちの母なんです。
そういう人だからこそ一年も私達家族に秘密にしてたんだ……。
だから私も、これまで通りの過ごし方を、と思っています。

余命がつけられない、手の施しようはない、とは言っても、
半年の話か、一年の話か、はたまた3年4年と生き長らえるのか、理解らないしね。

お医者さんには母がQOL(人間らしい生活)を重視し、
延命を望まない人であると伝えていますので、痛みを取る治療に重点を置き、
可能な限り、病院より家で過ごす形になると思います。
友人各位の皆様、うちに遊びに来ることがありましたら、まあいつものとおりに
母がピヨッと顔を出してくると思うので、どうか笑顔を見せてやってください。

「なんか入院したって聞いたけど」くらいに留めておいてくれるとうれしいです。
実家は客商売をやってますので、おうちの方などにも言わないでおいてくれるとありがたいです。
この件は皆に黙っておくべきか悩みましたが、私自身、人がふわりとこの世を去った後、
「ああ、あの時の何気ないあれが最期になってしまった」と
後悔した経験があるので、ご報告しました。