去年のお正月のことを思い出していた

去年の正月ずいぶん楽しかったことを思い出していた。

彼はうちの実家で年を越した。
お母さんは嬉しくって沢山お酒をつぐ。彼も飲む。またつぐでベロベロだったな。
バイトがあるから帰ってこないと思ってた大学生の弟が顔を出して、
私の後輩のミナミも途中で来てくれた。
ミナミは私の彼や私の母ととても仲良くしてくれている。ありがたい。

妹が「最近ママンは涙もろくて、」みたいな話をしてた。
今思い返せば、もうその時に母は自分が癌だと知っていたんだなあ。
そして私達には黙っておくことで、いつもどおりの楽しいお正月にしたんだ。

母は「てるこは我慢ばかりさせて育ててしまった」と涙声で言った。
……私は確かに我慢ばかりして育った覚えがあったので
ぶわっと涙が出そうになったけど我慢した。

わけわかんなくなるまで酒を飲まされた彼が、私の手を握って父と母に
「てるこさんをつくってくれてありがとーございます」と言った。
母に、私が彼と仲違いして家出している間、高校の同級生のササキん家にいたことを暴露された。

もうこれはだめだ。カオスだ。心が持たぬ、わたしが。そう思ったので
ササキを相生駅まで迎えに行こうツアーと称しミナミと彼を乗せて車で脱出した。
高校の仲間のむらぴょんには電話をかけたけどつながらなくって、
しょうがないから相生の海辺に車を停めて、
真っ黒な海でさざなみを聞きながらみんなでおしゃべりした。

もうすぐ年末だな。今回は、その次は、どんな風な気持ちで、過ごすんだろう。

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