日記

薬局のレジに籠を置いて、財布を出そうと鞄を漁っていたら、店員さんが「ギャア!」て言った。
何事かと顔を上げてみると、そこにいたのは以前オファーをくれた学科の後輩くんでした……。
ごめんなさいを言って、それからずっと顔を合わせとらんかったから、一年振り、いや、もっとか。
レジに品物を通しながら、「わぁぁー、ご無沙汰してます」と、後輩くん。
動揺隠せず「ほんまやねえ。 背ぇ伸びたんちゃう? 大人っぽくなって~」と、うち。
親戚のおばちゃんか。もうちょっと他に無いんかい。
言った側から後悔で満身していると、後輩くん、
「あはは、俺、ガキっぽかったですか?」
ヒィ! それはなんだい本当に見た目のことだけを言うてるのかい?
「いやほらだってまだ1回生の前期やったやん。高校生のあどけなさが残っとったよ まだまだ!」
自分でも何を言うてるのか解らなくなっているうちを尻目に後輩はくすくす笑い、
「ありがとうございました」
と、一言じっくり言って、買い物袋を持たせてくれたのでした。
一連が漫画みたいだった。帰り道、チャリを漕ぎながら頭がクルクルしてもたよ。
もともと落ち着きのある子ではあったが、いつのまにこんな余裕のある男になったんだろ。
ああそれにしてもそれにしても、おかしなもの(ex:生理痛の薬とかさ!)買ってなくて良かった……!

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