キクバッタリー・ツクロッタリー

元気ですか? 元気ないですよね、最近どうしたんですか?

なんか、後輩から最近よくそんなことを言われる。
辛気臭い顔をしているつもりはないのになんでだろう。
…心配をかけてしまっているのなら申し訳無い。

3度4度と言われると流石に私も気になってきて、その件についてじっくり考えていたら、
いつも返事に詰まっている自分に気付いた。

「そんなことないよ、元気だよ」と即答していない。
ワンテンポ置いて、搾り出すように「元気だよ」と返してる自分がいる。
そらぁ、何かあると思うわなー、悪いことをしたもんだ。

…と、ここまで書いてきて、「てゆーか、なんで搾り出さんと元気やって言えへんのや」という疑問にぶつかってしまった。

あっれー。なんかサッパリ自覚がないんだが、ひょっとしたら元気じゃないのかもしれない。
…いやどうだろう、やっぱ元気だろ。いつも通りやし、心当たりもないぞマジで。
えええ、なんだなんだ。焦ってきたで…。

一つ面白いのは、気遣ってくるのは後輩ばかりで、むしろ後輩よりも日常的に身近に接しているはずの同学年の友達はなにも言ってこないということ。
多分同学年のみんなといる時は、悟られないようシャンとしてるんだろうな。
後輩が相手だとちょっと油断してしまう。
「後輩は幼い者であり、未熟な者であり、可愛がる対象」という潜在的な意識があるから。
中学校や高校ならそうだけど、大学生ともなれば後輩といえども敏いし察する能力は十分にあるよなー。

ところで後輩が言うからには、よくわからんが私は今元気ないんだと思う。
とりあえずハーゲンダッツでも食べて自分甘やかそうかな。