監督相手にプチキレた。

毎度やる意味があるのかないのかわからない放送祭会議終了後、
たまたま通りがかった監督に「明日の外ロケ雨っぽいよー」と、声をかけると、
やや食い気味に「おめでとうございます」とのたまい、スタスタ通り過ぎていった。

この人、ドラマの制作に関わらず、時々サークルの人に対してホントに
「人としてどうなの」ていう態度を取りくさる。
一人っ子だから不器用とか、免罪符にすんなや。
あんた明らかに頭では理解っててその態度とってるんでしょうよ。
サークルにどんだけ不満があってここまで捻くれたのかは知らんけど、いいかげんにしろ。

通り過ぎたその人を追いかけて捕まえた。 そらもう、小一時間を瞬間に凝縮したかのような勢いで。
「さっきのおめでとうございますってどういうつもりで言ったの」
「あー、明日雨が降ったら皆に連絡しますから~」
「どういうつもりで言ったのかっつってんの」

「…キレるなって(笑」
「キレちゃいないけどさ」
(キレると怒るは違うでしょうよ手前が怒らせてんだボケ)

「…ごめん。わかってるから。 俺今駄目だから。自惚れとるんよ」

サークルへの不満や、やさぐれの反省っぽいものが短い言葉の中に見え隠れして、なんだか複雑な心持ちになった。

その場を離れたものの、モヤモヤが晴れなくて、明日の撮影に使う小道具の作成と気分転換をかねて公園へ行った。でもなんにもする気になれない。

しゃーないのでケータイでユカちゃんを呼んで、愚痴をたくさん聞いてもらって、
物事の上手く行かなさにちょいとだけ泣いて、二人でレンタルビデオ屋に寄って
『クレヨンしんちゃんあっぱれ戦国大決戦』を見た。

さっき家に帰ってきたけど、一人になったら昼間のこととサークルのことばっか考えてしまって
自分がうざいので、現在つらつらとこのクソ長い日記を書いている。