正しい正しくないは誰が決めるんだ

殴るってのは一方的に痛みを与えるわけだから、
絶対的に自分が正しいときにしかするべきではない。
でも、絶対的に自分が正しいなどというシーンは存在しないのだから、
絶対に人を殴ったりするべきではない。

……今までそういう風に考えていたのだけれど昨日のことを振り返って
ちょっとちゃうなーと思えてきた。

言葉で説明したって、どんだけ怒ったって、スルーするやつは現におるもん。
右のお耳から左のお耳に抜けちゃうんだ。頭を通過するのはただ一瞬。
ならばこちらの態度、体感的な痛みで、心に訴えるのも、有りなのではないか。
相手に「ああ、それほど怒らせちゃったんだ」ってのが伝わるんやったら。

殴られて目をまん丸にしたあの子は何を思ったろう。
「ムカつく!」なんて思うような馬鹿だったら私はハナから友達になっていないはず。
いままでの自分を振り返って、「あっ」って心痛めてくれたかなぁ。

んんん……これからの彼女見てればわかるか。
この自己嫌悪が無駄にならないことを信じる。