海辺にて

放課後、チャリを飛ばして港まで行き、
わっぺと二人「恋とはなんぞや」みたいな話をしておりました。

教室の窓からは観覧車が見え、チャリを漕げばすぐ海があり、港があり、
山があり河川敷があるこの町では、普通に過ごしていても
映画みたいになってしまうことがたまにあって、
なんか恥ずいなあと、ぼんやり思った。