この不良品め!

最近ニュースを賑わせている扉が落ちてくるというとんでもない不具合を抱えた冷蔵庫。どっかで見たことあると思ったら、うちにあるのが正に同型のものでした。ギャー!
今日電気屋さんに来てもらったのですが、電気屋さん曰く、「あー、既に割れてますわ。危なかったですね。すぐ部品取り寄せますんで強く開けたり締めたりしないで下さいね~。あははははは!」(何故笑うのか謎)だそうで。
ニュースってつい他人事と思って見てまうけど、明日は我が身やな。ほんと。

しっかしまー、冷蔵庫の扉が落ちるなんて、普通に考えたらありえない話ですから。起きてしまったらそりゃもう、犬に「にゃあ」と鳴かれるほどに裏切られた気分になるでしょうね。
トラウマで一生冷蔵庫が開けられない身になったりしたら、どうしよう。
……あー、それいいね! キャラが立ってません? 「冷蔵庫開けられないキャラ」
でも発揮できるシーンが少なすぎますね。どうしてくれよう。
そうだ、被害にあったのは男子学生ってことにしましょうよ。

トラウマを抱える拓也は、クラスメイトの由美子から回ってきたサイン帳の「嫌いなもの」欄に、「冷蔵庫」と記入する。返ってきたサイン帳を読んだ由実子は、拓也の意外にメルヒェンな一面に、思わず恋心を抱くのです。
「何故冷蔵庫嫌いなのかしら」由縁が気になって仕方がない由美子。胸に抱いた想いと共に、桜の蕾もまた膨らんでゆく。
季節は既に春。高校を卒業し、進路の分かれた今となっては、わざわざ連絡をとってまで「なんで冷蔵庫嫌いなんですか」と尋ねるのも気恥ずかしい。
永遠の謎となった冷蔵庫は由美子の心に抜けない刺を作り、さらには万年不眠症にまで追い込んでしまう……。

ねむい(´-`)゜